Anyway the wind blows・・・・・
こいのぼりストーンが読んだ本や聴いた音楽、そして競馬について語ります。
09 | 2008/10 | 11
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イタリア映画2本!
ボチボチ夏休みが近づいているのか、通勤電車も少し空いてきたような気がします。
気温が上がるのはつらいけど、通勤が少しでも楽に感じられるようになるのはありがたいですわ。

で夏になるとイタリア映画が観たくなる習性(?)がついたのは『イル・ポスティーノ』を公開時にテアト
ル梅田で観てからなんですが、映画に出てくる海のシーンは未だ強く印象に残っています。
サントラも秀逸でこれは夏休みお薦めの映画と言っておきましょう。

そんな習性に駆られて観たのが『マレーナ』と『自転車泥棒』の2本。

『マレーナ』はジュセッペ・トルナトーレ監督の作品。
この人は『ニューシネマパラダイス』の監督さんで、『ニューシネマパラダイス』のラストで涙ちょちょ切
れた私としては、それだけでも必見だったはずなんですけど、2000年公開の『マレーナ』を今になるま
で観なかったのは『海の上のピアニスト』でガッカリしたから・・・・。期待が大きすぎたんでしょうね。

『マレーナ』は第二次世界大戦下のシチリア島を舞台に、12歳の少年が、美女マレーナに思い焦がれ
るというストーリー。戦時下という状況のなか、少しずつ歯車が狂ってくるマレーナの生活の果てに待
ちかまえていたものは・・・。

映画終盤のシーンは賛否両論、というよりは「やりすぎ」という意見のほうが多いようですね。『桑の
葉』という韓国映画でも同じような境遇の美女が主人公になっていましたけど、男の情けなさと女性
の強さ(恐ろしさ?)がクローズアップされていて「あると思います」(もうええって?(笑))。

映画ラストの「お幸せに、マレーナさん」という少年の声に見せたマレーナの表情が、『ニューシネマ
パラダイス』ラストにも負けない「味」を感じてよかったです。これは期待以上の作品でした。

で、少年の父親が奮っています。詳細は映画の中か、ネットの中で(笑)。
『ゴッドファーザー』を観たときにも思いましたが、シチリア島っていうとこはキレイやなあ。

『自転車泥棒』は1948年の作品だから公開されたのが60年前(!)になります。
自転車が要る仕事にありつけたけど、その仕事の最中に自転車を盗まれた男の運命はいかに?

ユニコーンに同名の曲があって、ノスタルジックなラブソングなんですけど、それとイタリア映画という、
能天気なイメージをもって最後までこの映画を観ましたが、ラストは「ええっ・・・?」て感じでした。

「今の仕事、しんどいから辞めたろか?」と思ったときに観たらちょっとは考えさせてくれる映画です。

どちらの作品も「おとんとその子供」に目がいってしまって、「オレやったらどうするかな?」と思いなが
ら観たのですが、親父業は子供が物心ついて思春期を迎える頃が「腕のみせどころ」なのですな。
映画観て勉強しとかなアカンねえ。
『ライフ・イズ・ビューティフル』まで行けたら大したもんだと思いますけど。

いつまでも平和な毎日が続きますように・・・・。

ハトが鳴くと紫の雨が降る・・・?
7月に入って今日あたりは「夏到来!」て感じで暑かった「ようです」ね。
いや、日中は事務所で涼んでる私も、帰りは「徒歩2駅」なので暑さは実感です。
イヤでも夏は暑くなくっちゃね。

DISCASで借りた『パープルレイン』と『アイデン&ティティ』を観ました。
どちらもバンドもんですね。

前者はプリンスの出世作。私らみたいなMTVど真中の世代の人間にはこの映画のワンシーンくらい
はテレビで流れてるのを見たことがあるはず。
私は『ビートに抱かれて』のイントロのギターで「やられました」。

ストーンズのライブ盤『スティル・ライフ』のライナーで、ストーンズのオープニングアクトを務めた際の
プリンスへの「大ブーイング」ぶりが書かれていましたけど、そんなことにもめげずに「天才」の名を欲し
いままにするのだから世の中わかりません。

映画といってもほとんどクリップ集みたいなもんだったので懐かしみながら見入ってしまいました。
今度は『フラッシュダンス』あたりでも借りてみようかしらね。

後者はみうらじゅん原作で、バンドブームに乗っかってデビューしたバンドマンの苦悩の物語。
「ロックとは何か」「自分がやりたい音楽とは何か」と悩みながらも、ブームの凋落や周囲の変化との
はざまで思い悩む主人公・中島を銀杏BOYZの峯田和伸が演じています。

結構メジャーどころの名前が出てくる映画で、中村獅童や麻生久美子、チョイ役で浅野忠信あたり。
あと脚本は宮藤官九郎が書いてます。

時代背景が、私もバンド「ごっこ」をやっていた時期なのでちょっと入り込みました。
といっても原作を先に読んでいたんですけどね。

将来や社会のことが「無理やり」見えてくるのと、自分なりに描いていたヴィジョンが単なる「描いたモ
チ」になってしまう不安感にさいなまれる様は自分も経験があるだけに観ていてある種の「閉塞感」を
もちました。

あ、これは会社のKくんのおすすめだったので借りたけど、面白かったなあ。
いろんな人と話はしてみるもんですな。

音楽もんの映画の話のあとは凄いギタリストの話。

http://jp.youtube.com/watch?v=6TIq6GwejJE&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=MzoK_ojqOSc&feature=related

ジョーサトリアーニの曲をやってるときはたまたまついてたテレビでついつい見入ってしまったのです
が、こんな少女が出てくる世の中になりました。
ギターの練習に明け暮れた「オレの青春はなんだったんだああああ・・・」と叫ぶ、私40歳(笑)。
いや、『キャプテンネモ』は結構チャレンジしたけどあのイントロは全然弾けなかったんよね。それが
10歳の女の子が顔色一つ変えずに完コピとはねえ。いや、参りました。ファンになっちゃいましたよ。

と上半期のGIシーズンが終わって久し振りの「horse」以外のお話でした。
だけど次は競馬だぜぃ。

「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました」と銭形のとっつぁんは言った
最近TSUTAYA DISCUSに加入しました。借りたいDVDやCDを宅配してくれるヤツですね。前々から加入したいとは思っていたのですが、店舗で使える割引クーポンが減らなかったのでねえ・・・。ようやくなくなりそうになったので加入と相成りました。

最初は無料お試し期間(1ヶ月)があるので、(2枚ずつ)8枚までタダで借りられます。
栄えある(?)DISCUSデビューは『スーパーフライ』と『風の谷のナウシカ』(笑)です。

『スーパーフライ』はカーティス・メイフィールドのサントラがあまりにも有名な映画。70年代のアメリカ映画で、足を洗いたいヤクの売人が主人公です。最近この手の映画(70年代のブラック・ムービー)が「マイブーム」(死語?)で、『110番街交差点』をヤフオクで落札したり(廃盤なのですよ)次に借りたい作品で『夜の大捜査線』をチェックしたりしましたが好きだなあ。『黒いジャガー』はビデオで持っています。パム・グリアーの『コフィー』も観たいのだけどDISCUSには置いていないようなのでヤフオク狙いだなあ。

『風の谷のナウシカ』は説明不要のジブリ作品。地上波でもバンバン放映された作品ですが、全部通して観たことがなかったんよね。これまたちょっと前に『天空の城ラピュタ』を観たりしてジブリにもちょっとはまっています。

もともとジブリ作品は好きなんですよね。リアルタイムで『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』『未来少年コナン』をテレビで観ていたクチなので。ヨーロピアンな風景がたまりません(コナンはちょっと違うか)。

極めつけは『カリオストロの城』。ルパンは、関西エリアでは毎週日曜の正午に、延々と再放送されていた時期もあるので、ほとんど脳にすりこまれていて、それが宮崎駿ワールドに仕上げられるのだからよくないはずがありません。最後は銭形のとっつぁんに感動。

思い起こせば大学生のときにジブリ好きの友人と、『となりのトトロ』を映画館まで観に行ったこともあります。トトロが目的で行ったのに、2本立てで先の上映された『火垂るの墓』に涙ボロボロ・・・。「節子ぉ〜っ!」と(心の中で)絶叫したこともあります。若かったねえ。

TSUTAYA DISCUSに加入した最大の目的は『悪魔のようなあいつ』。沢田研二主演のTVドラマで、これまた70年代に放映されたいたのですが、これが今一番見たいですなあ。だけど競争率が高いんよね。いつ観られるかなあ。
『サマータイムマシン・ブルース』(監督;本広克行 出演;瑛太、上野樹里)
会社の若い人たちと映画や音楽の話をするとたいがいは邦画や邦楽から入りますな。私なんかは「洋もんコンプレックス」が強い世代で、洋楽・洋画、それもアメリカやイギリス、行ってもフランスやイタリア止まりでしたわ。

もっともサブカルチャーの流れと言いましょうか、先進国から世界に行き渡って、各国の作品のレベルを底上げしてるのでしょうね。日本の女優がアカデミー賞にノミネートされたり、韓国のTVドラマが日本でブームを引き起こす時代が来るなんて20年前には想像できませんでしたよ。

で、「『UDON』とか観ようかなって思うねんけど」と言うと、私より一回り以上若いKくんが「『UDON』を観るならその前に・・・」と勧めてくれたのがこの作品。社内の一回り若いKさんに「好きな俳優とかおるの?」って訊いたときに教えてもらった瑛太が出演しているのも何かの縁(もっともそのときは「瑛太?知らん」って言うてバカにされましたが(笑))。TSUTAYAにあったので借りました。

とある大学のSF研究会の部室のクーラーのリモコンをめぐってタイムスリップする物語。タイムスリップといってもリモコンが故障する前の前日に戻るだけというスケールの小ささ(笑)。だけど未来からやってきた、SF研究会の後輩田村くんも加わって、時間軸を修正すべく昨日と今日を駆けまわるシーンは観ていて引き込まれます。

設定が2005年8月なんですが、「えっ?これってそういう設定なの?」って思うくらいに前時代的な風景が拡がります。「野球」「夏休み」「銭湯」っていうのは私にとっては70年代そのもののアイテムですからね。写真部のカメラにしたってどうみても最新のものとは思えない代物。映画のタイムスリップは前日だけでした(一人だけ間違って99年前に戻りましたが)が、映画じたいが30年前にタイムスリップって感じでした。21世紀や平成を思わせるアイテムも出てこなかったし。

舞台は香川県の善通寺周辺。キャンパスは香川大学とか四国学院大学だそうです。牧歌的な学校なんやなあ。

正直あまり期待していなかった(Kくん、ごめん)けど、意外に面白かった。DVDの残り時間とか気にならなかったし、土曜日の深夜に観たけど眠くならなかったし。

続編とか出たらいいのになあ。この映画といい、『時効警察』といい、「おバカ」なドラマや映画にはまりやすくなっています→近頃の私。

次の日に『UDON』を観ていたらところどころにSF研究会の面々が顔を出していました。が、こちらは最後のほうは寝てしまいました(笑)。さて次は『間宮兄弟』だ。
『麻雀放浪記』(和田誠監督・真田広之主演)
浅田次郎氏の本を読んでいたときに「あ、見たいなあ」って思ったのでレンタルで借りてきました。阿佐田哲也氏の原作はBOOK OFFにもあったけど牌がいっぱいで・・・。実は麻雀、ほとんどわかりません(笑)。ゲーセンのやつとかは一時はまったけど、あれチョンボ取らないし。ちなみにパチンコの「麻雀物語」にはメチャはまりました(ヤクとか全然関係なかったけど)。CR機が出る前だから大昔の話ですが・・・。今はギャンブルは競馬だけ。

映画は一時期よく見ていました。TSUTAYAで返しては借り、借りては返しって感じでした。関西ウォーカーなんかで映画館で上映している作品をチェックしたり・・・。今はあまり見る機会もありません。最後に見たのが昨年秋にはまった『仁義なき戦い』の5部作でした(笑)。

で『麻雀放浪記』。1984年上映とあるのでかれこれ20年以上前の作品となりますが、映像がモノクロームで、戦後まもなくという時代設定だからでしょうが、自然です。真田広之演じる「坊や哲」が「ドサ健」(鹿賀丈史)、「上州虎」(名古屋章)、「出目徳」(高品格)といったバイニン(勝負師)にもまれていくというストーリー。それぞれの登場人物に「浮き沈み」があってバクチの冷徹さがにじみ出ています。加賀まりこや大竹しのぶといった強力な女優陣が男くさい世界に花を添えます。

金銭だけでは飽きたらず、不動産(といっても自分のではなくオンナの)を賭けたり、自分のオンナを質に入れてタネ銭を工面したりと、まあ大変な世界です。「女房を質に入れても」とは言いますが、それほどにまで麻雀に入れこんでいる男たちばかりです。

パチンコもそうですが、麻雀にしても勝負のインターバルが短いので、「流れ」とか「アヤ」て見抜くのはそう難しいことではないと思うんですよね。「今日はアカン」とか「なんとなく勝てそうな感じ」とか・・。ただインターバルが短い分「流れ」が早くなり、「アカン」ってわかったときには流れに巻き込まれるってことが多々ある。

馬券はそれらのバクチと比べると勝負の間隔があるし、その分流れがわかりにくい。冷静さを保つことは麻雀なんかに比べたらできそうな気もしますが、その分流れに乗り切れないような気もします。でも乗ったときはスゴいことになります。間隔とか関係なしでしょうね。

それに麻雀は敵は3人(3人打ちだと2人)だけど、競馬はJRAが敵だから(笑)。バイニンもJRAも「ほどよく巻きあげる」ために細工もしますが、それをうまくかすめ取るかが勝負になります。「駒の上げ下げ」ですな。勝負どころを見極めなくてはなりません。

『仁義なき戦い』(の最初)も『麻雀放浪記』も終戦後まもなくという設定ですが、「人間て動物やねんなあ」と思わせるほどの生命力とバイタリティ。映画だからでしょうけど、それでも「たくましさ」を感じさせてくれました。今じゃ「逞しい」って死語に近いもんなあ。競馬のパドック解説くらいでしか聞かなくなりました(笑)。

「movie」ってカテゴリーで次に書くのはいつになることやら?


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