Anyway the wind blows・・・・・
こいのぼりストーンが読んだ本や聴いた音楽、そして競馬について語ります。
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『LET'S DANCE/DAVID BOWIE』
D・ボウイの旧作が紙ジャケ化。3回に分けての発売でしたが、その3回めに含まれていたのが本作。

ボウイのCDはほとんど全部持っていて、RCAから出たヤツはボツ曲がボーナストラックとして収録されているので、今回の紙ジャケ化には正直そそられるものがなかったのだけど『レッツ・ダンス』はアナログしか持っていないし「この際・・・」と購入しました。

このアルバムがリリースされた当時私は14歳。ボウイはそれまではどちらかといえば「デカダンのアーティスト」ってイメージで、ビッグネームだけど「マイナー感」みたいなものがありました。「聴いてみたい」とは思っていましたがFMでもあまりかからないし、周りでレコードを持ってるツレもいない(レンタルやネットがない時代、音楽の情報量なんてホント「しれた」もんでした)んでますますミステリアスな存在になりました。(「音楽専科」にはよくグラビアが掲載されていたような記憶があるけどね)

そんな「しれた」情報の中で、動画(!)を体験できる数少ないTV番組「ベストヒットUSA」のリクエストコーナーでOAされたのが「ASHES TO ASHES」のクリップです。

http://www.youtube.com/watch?v=r44OFO-MNPo

これには衝撃を受けましたね。なんか「ひらけた」感じがして・・・。イメージそのまんまでビックリしました。「背伸びさせてくれる格好よさ」がありましたなあ、あのときのボウイには・・・。

映画『戦場のメリークリスマス』に出演して、日本での知名度をとことん浸透させて、「映画のつぎは音楽」と待ち望まれてリリースされたのが本作。

まずジャケットにがっかり・・・。「ロッキーじゃあるまいし、なんでボクサーなん?」。ほんでFM、テレビ(このときにはMTVもあった)でガンガンかかりまくったタイトル曲。曲も映像も「ASHES TO ASHES」のインパクトとは差がありすぎてこれまた落胆しました。

だから私にとってボウイは「スケアリー・モンスターズ」まで。そこから遡って「ジギー・スターダスト」「ハンキー・ドリー」なんかよく聴いていました。ミック・ロンソンとか好きだったし。

このアルバム、ギターがスティーヴィー・レイ・ヴォーンなんですよね。「MUSIC LIFE」で「アイツ(ボウイ)はしみったれなんだぜ」とギャラでもめてツアーから降りた記事が載っていたのを覚えています(リハのテープはブートレッグで出回る。これがいいんです)。ここで聴かれるギターの音は前面に出てるけど、ステージに立ってたらどうなってんだろう?なんかあまりマッチングしない二人て気もします。

今聴くと、だいたいは「懐かしさ」に終始するんですが、Dボウイが「時代に密着できるアーティスト」とするんだったらこのアルバムはまさに時代を象徴していたと思わされます。「MODERN LOVE」に始まる脳天気さというか開放感というか・・・。「とにかく踊っとけ」ってとこでしょうか。

まだまだ現役の彼。今の会社で、面接時に「趣味:音楽鑑賞」と履歴書にあったので「どんな音楽が好きですか?」と訊いたら「デヴィッド・ボウイ」と答えた人が2人もいました。今の20代にもアピールしてるんですね。私は最近の作品知らんけど、TSUTAYAで見つけたら聴いてみようかな。




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