| 『競馬どんぶり』(浅田次郎著・幻冬舎アウトロー文庫) |
会社で面接をすると、履歴書には大概「趣味」を記入する欄があって、月並みな記載としては「音楽鑑賞」や「読書」があります。せっかくなので「どんな音楽が好きですか?」「最近読んだ本で面白かったものはありますか?」とか質問します。
そんなやりとりの中で
私「趣味に読書とありますが、どんな本をよく読みますか?」 彼「小説が好きでよく読みます。浅田次郎さんとか・・・」 私「ああ。『麻雀放浪記』の・・・・」 彼「?いや、『鉄道員(ぽっぽや)』とか書いた人です」 私「でも、麻雀の小説とかも書いていたんじゃないかな?」 彼「さあ?わかりません・・・」
と要領を得ない会話をした記憶があります。それもこれも私が浅田次郎と阿佐田哲也を間違っていたからなのですが・・・。
とちと恥ずかしい思いをしたあとBOOK OFFで見つけたのが『勝負の極意』という本。「なあんだ、阿佐田哲也と似たようなもんやんか」と安心(?)したことがあります。で今回読んだのが『競馬どんぶり』。
すでに直木賞作家となった氏が30年を超える競馬歴の中で実践している馬券術などをまとめたエッセイです。徹底した「現場主義」で、馬券を買うときは競馬場に出向いて買えとあります。競馬はバクチだから「勝負の流れ」みたいなものがあって、それを感じ取って馬券を買わなければならないというようなことも書いてありました。
だから均等に買うのではなく、自信のあるレースには「ドカン」と、自信のないレースは「見(けん)」できるようにならんといかんそうです。私みたいに桜花賞よりも皐月賞につぎこんだ「バカもん」はあきまへん(笑)。
あと大事なのが「予習と復習」。予習とは月曜日に競馬誌を買って、登録馬からチェックするのではなく、土日の競馬新聞の出馬表を研究すること。月曜の競馬誌は復習に使います。レース後の関係者のコメントとか見て敗因や次の狙い目を探すのだそうです。
でさっそく「週刊競馬ブック」を買ってしまいました(笑)。競馬はじめた頃は毎週買ってましたが、復習なんてほとんどしませんでしたなあ。今はあの頃とは違って「馬券能力」は少しくらいがあがっているはずなので。なぜなら17年も馬券買い続けてるもんね。ヘタなはずがない(笑)。氏も書いています。
「それだけつづいているってことは、やっぱり私は、競馬が上手いんじゃないかと思うんですよ。普通だったらやめてるでしょう、馬鹿らしくなって。」
私もちょっと身をいれて馬券に励もうと思います。「やっぱり競馬は努力ですよ」ということなので。いつ結果が出ることやら?
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