| 『サマータイムマシン・ブルース』(監督;本広克行 出演;瑛太、上野樹里) |
会社の若い人たちと映画や音楽の話をするとたいがいは邦画や邦楽から入りますな。私なんかは「洋もんコンプレックス」が強い世代で、洋楽・洋画、それもアメリカやイギリス、行ってもフランスやイタリア止まりでしたわ。
もっともサブカルチャーの流れと言いましょうか、先進国から世界に行き渡って、各国の作品のレベルを底上げしてるのでしょうね。日本の女優がアカデミー賞にノミネートされたり、韓国のTVドラマが日本でブームを引き起こす時代が来るなんて20年前には想像できませんでしたよ。
で、「『UDON』とか観ようかなって思うねんけど」と言うと、私より一回り以上若いKくんが「『UDON』を観るならその前に・・・」と勧めてくれたのがこの作品。社内の一回り若いKさんに「好きな俳優とかおるの?」って訊いたときに教えてもらった瑛太が出演しているのも何かの縁(もっともそのときは「瑛太?知らん」って言うてバカにされましたが(笑))。TSUTAYAにあったので借りました。
とある大学のSF研究会の部室のクーラーのリモコンをめぐってタイムスリップする物語。タイムスリップといってもリモコンが故障する前の前日に戻るだけというスケールの小ささ(笑)。だけど未来からやってきた、SF研究会の後輩田村くんも加わって、時間軸を修正すべく昨日と今日を駆けまわるシーンは観ていて引き込まれます。
設定が2005年8月なんですが、「えっ?これってそういう設定なの?」って思うくらいに前時代的な風景が拡がります。「野球」「夏休み」「銭湯」っていうのは私にとっては70年代そのもののアイテムですからね。写真部のカメラにしたってどうみても最新のものとは思えない代物。映画のタイムスリップは前日だけでした(一人だけ間違って99年前に戻りましたが)が、映画じたいが30年前にタイムスリップって感じでした。21世紀や平成を思わせるアイテムも出てこなかったし。
舞台は香川県の善通寺周辺。キャンパスは香川大学とか四国学院大学だそうです。牧歌的な学校なんやなあ。
正直あまり期待していなかった(Kくん、ごめん)けど、意外に面白かった。DVDの残り時間とか気にならなかったし、土曜日の深夜に観たけど眠くならなかったし。
続編とか出たらいいのになあ。この映画といい、『時効警察』といい、「おバカ」なドラマや映画にはまりやすくなっています→近頃の私。
次の日に『UDON』を観ていたらところどころにSF研究会の面々が顔を出していました。が、こちらは最後のほうは寝てしまいました(笑)。さて次は『間宮兄弟』だ。
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